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  • 2019年5月8日
  • 読了時間: 2分
SPL サーシャ

SPLのプロダクトマネージャー、サーシャと共にお気に入りの湖にて。


ヨーロッパに行くと、毎回お約束のように伺うSPLのサーシャ・フロッケンとお気に入りの湖 Gastronomie Am Heidweiher でワンショットです。彼も僕のことを世界に出してくれた人で、この恩義というものは決して忘れることはありません。今現在、世界で最も優れたマスタリング機材を製造するメーカーと付き合いが出たのは本当にラッキーでしたし、彼らの凄く豊かな人間性に育まれてここまで来れたことも感じます。

サーシャとSPL本社にて


発売前にお話しできないことは多々ありますが、今回も素敵な新製品をいち早く聴かせてもらうことが出来ました。既に発売になったDirecoter Merk Ⅱは本当に素晴らしかった!また、既に発表になっているMercuryについては、まだプロトタイプが組み立て中という状況でしたが、僕が無理言って食事をしに行く間に組み立ててもらい、その上スタジオのセットアップもできていないなか、図々しくも I love SPLの文句で言い通して自らセットアップして音出しまでしてもらいました。120vテクノロジーが放つDAコンバーターというのは、これまで聴いたことがないような世界観を作り出しており、非常に不思議な感覚にも陥りました。

感じたことは、ある意味Madisonと同じような方向性なのかもしれませんが、兎に角音場が広大な草原のごとく広がっています。いやー・・・Danのところに行った後でしたので、SPLのフルの構成と共に、このDACを使ったら凄いんじゃないか・・・と既に妄想が広がりました(笑)。スタジオ機材の構成を考える時というのは、言わば妄想の塊のようなものですからね。。。

また、とてもうれしかったと事として、SPLのオフィシャルFacebookで僕のことを『エンドーサー』と具体的に記載してくれました。自ら様々なところで自称することは許されても、SPLほどのメーカーがエンドーサーと公式に称するのは世界的に認めて貰えた一つの計りと言えました。本当に自分が世界の舞台で、しかも第一線の世界で認められたことを実感できましたし、今後さらにメーカーに対して貢献していきたいという意志も強くなりました。

マスタリングエンジニア Dan

Danの Left Right Audio Studio にて


世界と競争するというのは、非常に良い相乗効果を与えてくれます。どうしても国内ですと内向きになりがちな考え方も、世界へ出て様々なスタジオと戦うということになると、そう甘いものではありません。やはり世界の壁というのは非常に厚いものがあります。

僕の場合は、明確に『うちのスタジオを世界的音楽プロダクションへと育て上げる』というビジョンがありましたから、大前提として世界の頂点に立つスタジオを目指してきました。そんな目標の一つであった、ベルギーの世界的マスタリングエンジニア、Danのところへ行ってきました。彼とは知り合ってどれくらいでしょうか・・・3年は経過していたかと思います。Facebookでは頻繁にやり取りをしていて、今回ヨーロッパに滞在することをタイムラインに書き込んだところ、真っ先にスタジオへ招き入れてくれたのがDanでした。SPLのエンドーサーということで共通点もあり、彼のことは水分と目標として機材の導入を進めてきたところもありました。

実際に会った感想としては、フランス語圏の人らしく、凄くシャイな雰囲気とお洒落で大人しく紳士的な印象でした。でも所々にジョークを交えながら、お互いの近況を報告したりと、非常に楽しいひと時でした。特にうちのスタジオではエンドーサーとして少し出遅れてしまった、SPLのマスタリングチェインが全てインストールされたセットアップは最高でした。またamphionスピーカーの低音のエクステンドも導入された環境で聴くことができるのは、本当に精密な楽曲を再生できているイメージで、様々な曲をマスタリングさせてもらいましたが素晴らしいの一言でした。

Danのマスタリング機材

Danのマスタリング機材


SPLは勿論ですが、今は使用していないCustome Audio Germanyのイコライザーもあったりで、色々と親近感の沸くセットアップでした。しかも、SPLがフルでインストールされている環境でのマスタリングというのは初めての経験で、SPLの本社でも一定の周期で発売される機材をそれぞれに別個で試すことはできていましたが、一気に一同を介して・・・というのは中々できない体験でもあったかと思います。想像通りの音がSPLで作られ、またうちのスタジオも230vを導入したことで、ヨーロッパに行って毎回感じていた独特の音のパワー感みたいなものは、全く普通に感じられ、自らの許容範囲の中に全て落とし込めている中でDanのスタジオを理解することが出来ました。ミキシングが完璧な方向性へ持ち込めたので、次は再度マスタリングの機材に注力したいと強く思いました。Kii ThreeのBXTも早く導入したいですね。

また、Danの所在するリエージュという地域は、ドイツ・オランダの国境沿いで本当に豊かで美しいところでした。SPLからは車で1時間くらいのところにあり、途中オランダとの国境沿いの高速道路は、湖と並行するように走り、湖面に映し出される光輝く太陽は初夏のヨーロッパを満喫することもできました。

こういう環境で音作りをしていれば、自然とああいゆう音も出てくるだろうな・・・そう感じさせてくれるDanのスタジオでした。

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