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歌 レコーディング

ここ数日間の業務が立て込みブログの更新が滞っておりました。

さて、まず月曜日からです。フランスとイギリスからアーティストが来日し、レコーディングをこなしました。数ヶ月前からコンタクトがあり、当方の実績などを踏まえ、わざわざ日本を旅の先として選びレコーディングをこなしてくれました。今はミキシングを行っており、そろそろリテイクの回数も重ねそろそろ纏まるかな・・・といったところです。

今回のプロジェクトは、フランス政府が美術館で斡旋しているスカラシップを使っての企画とのことで、大役を仰せつかり本当に光栄です。しかも今回のプロジェクトでは、楽曲のプログラミングをうちのスタジオで事前に行い、その音源に合わせてのレコーディングということで、コーディネートからプロデュースまでを一貫して任せて頂きました。

当スタジオも、世界的な音楽プロダクションの一角として、世界の舞台で本格的な業務を行うとともに、音楽の感性や音の感性も含め、世界の第一線の舞台で評価を受けるまでになったと実感しています。

エンドース契約をおこなているSession DeskのTwitterに、チーフプロデューサーの動画が制作され公開されています。これまでのキャリアや、Session Deskのレビューが掲載されています。

Hirotoshi Furuya – Engineer & Composer. Working with Berliner Philharmonie, Eric Clapton, Elton John, Billy Joel and more on Sessiondesk: „What a beautiful and functional desk.“ pic.twitter.com/jaVKvCXuyp — Sessiondesk (@sessiondesk) March 5, 2019

  • 2019年3月4日
  • 読了時間: 2分
HUM AUDIO RS-2 ステレオマイクロフォン

昨日ポーランドから到着した HUM AUDIO RS-2 を実際のピアノレコーディングに使用してみました。

マイクというのは、その組み合わせにより様々な表情を見せるのですが、特にピアノとなると一つの楽器に対して多くのマイクを使用することで知られています。それぞれにポジションと意味があり、どういう音色へと導くかをしっかりと決めておかないと、そう簡単に成功させてくれないのもピアノのマイキングです。そういう意味で、接近マイクがEarthworks PM40であることは大前提となるまいキングではあったのですが、スタジオでもホールでもBraunerを用いるとSPL Crescendoマイクプリアンプの存在も相まって、音像の大きすぎる現象に見直しを強いられていました。簡単に言えば、EarthworksとBraunerをニア・ミドルで用いるとどちらかを切りたくなるような現象を感じていました。要は両方共に解像度が非常に高く、その音が重なることで強烈な音像と解像度、更には重厚感も演出され、too muchな音色というものを感じさせるまでになっていました。

そこへ今回のRS-2は救世主という感じで現れ、ミドルに置いたところEarthworksとの相性が抜群で、正に音楽的という表現に似合う音色を放つマイキングに成功しました。流石はポーランドが生んだステレオマイクで、しかもリボンマイクという特質から音に硬さがなく、芯がある中にも美しいピアノらしい音色を作り上げられます。この組み合わせというのは、何となく勘で組み合わせればどうにかなるものではなく、長年のトライアンドエラーで導き出されるものです。

音楽の都オーストリアのマスタリングエンジニアが推奨し、更にポーランドで製作されたマイクとなれば、ショパンを生み出した国柄というものを存分に感じさせる音色を発するマイクとも言えるかもしれません。

RS-2 コントローラー

その伝統ある国柄を感じさせる音色とともに、更には素晴らしいのがその先進性です。このマイクにはM/S、Air Boost、Low Cut、Phase Invert、DimそしてVolume Controlと様々な機能を遠隔操作できるコントローラーが付属しています。実際にコントロールルームにコントローラーを置き、ボース側のマイクをコントロールしてみるという行為をしてみましたが、スムースにやり取りが出来ると共に、メーターを見ながら直接コントロールできるので素晴らしく扱いやすい環境と言えます。この操作性というものは、特殊な機能が付いていればいるほどに、アドバンテージを発揮すると言えるでしょう。

更にはホールレコーディングなどを重ねていき、このマイクを使い込んでいきたいと思います。

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