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  • 2019年11月17日
  • 読了時間: 1分

SPLのマスタリング機材一式の構成が導入されてから、2カ月が経過しました。導入直後からフル回転で使用されてきたため、しみじみと勉強する時間が無かったので、半ば直感的な使用で時間が経っていましたが、改めてマニュアルを読む時間も増えてきたのでより理解を深めることが出来ています。ここまで壮大な機材群になると、細かい機能を理解しきれていないことが増えてくるものです。改めて細かい仕様を確かめてみると、かなりの便利機能が満載で驚かされます。Helmesに搭載されている、インサートされている機材を順に聞いていくことの出来る機能や、パラレル機能、それにインサート機材にどれくらいの音量を送るかを決められるなど、正に魅力的な便利機能が満載といった感じです。この辺りは、ここ最近の業務では使いこなせていなく、今日でやっと全容が見えたという感じです。恐らくはこれで滞りなく全体が見えたと思うので、あとは経験の中で機材の各特長を更に掘り下げて行くことになるかと思います。

IRONをはじめ、本当に機材の音色という意味では奥が深く、また扱いによって全くサウンドが変わってしまうので、まだまだ知る由はあるかと思います。

  • 2019年11月14日
  • 読了時間: 1分

HEDD社のCEO、フレディがベルリンからスタジオに来てくれ、プロトタイプのヘッドフォンを聴かせてくれました。素晴らしい出来栄えと共に、物凄く精密なサウンドを奏でる逸品です。ヘッドフォンは余り好きではなかったのですが、これであればKii THREEと共に最終チェックの折に大活躍すること間違いなしです。まだプロトタイプなので、重さが800gあるという何ともゴツイ仕様になっていますが、これが軽量になり小型化された折のサウンドというものは本当に楽しみです。

  • 2019年11月12日
  • 読了時間: 1分

DSDのダイレクトマスタリングというシステムは、一度組み上げてみたいと思っていました。丁度新たなプロジェクトでDSDを用いることになり、必要機材は全てそろっていたのでチェインを組み上げてみました。考え方自体は特段難しくなく、普通にDSDからDAしてアナログ機材を経由しADするというものです。RME ADI2 PROやTASCAM DA3000などが複数台あれば、そこまで結構簡単に組めてしまうチェインです。DSDのマスタリングというものが、音が色鮮やかでシャープな分、非常に自由度の高いセッティングが可能だと感じました。思いのほか大らかですし、PCMとはまた違った景色が見えてきました。もう少し音に慣れる必要があるかとは思いますが、やってみて非常に面白い変化を感じ取ることが出来ました。DSDだとアナログしかチョイスが無いというのが実情で、やはり強力なヘッドルームというものを改めて感じることが出来ました。

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