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  • 2019年11月11日
  • 読了時間: 1分

今日のマスタリングは、パッシブEQを積極的に用いました。3種類のEQの種類を持ち合わせる理由としては、同じ種別のパッシブ系だとしても、全く音色や利き方が異なるので楽曲によって使い分けたり、或いはブーストはある機種で用いカットは別の機材で行ったりと、使い方は様々です。これはパッシブに限らずに、パラメトリックでも同じような用い方をしますし、M/Sの役目も自由自在です。コンプレッサーも複数ある機材がどちらで通常の用い方をし、M/Sの役目をするのか・・・或いはリミッターでM/Sを利かすのか・・・などなど選択肢が無数にありますが、収まるポイントというのはかなり狭く、意外とこの辺り・・・という場所以外はハズレのサウンドがするので、狭きそのポイントを探すのはかなり慣れが必要な作業でもあります。

例えば今日は、3種類のパッシブEQを以下のように使いました。IGS Audioは低音のブーストとカットに用い、中高音は何も弄らず、SPLで基本的なカット、中音域のブースト、高音域のブースト、そしてBettermakerで中高音のカット・・・こんな使い方をします。これは楽曲によって毎回違うパターンで用いるものなので、一概に『これ』という定型のものはありません。毎回試行錯誤しながら纏めて行く・・・そんな感じです。

  • 2019年11月10日
  • 読了時間: 1分

何かとドイツとのお付き合いの深い当社ですが、今月はベルリンにスタッフ数名が行く予定です。今年はベルリンの壁が崩壊してから30年、長い歴史から見れば戦争の傷跡から立ち直ってからたった30年とも言えます。そして今や工業大国として世界一の座を手に入れたドイツ、確かにお付き合いをしていてその優秀さというものは群を抜いて感じることが出来ます。ベルリンはエンドーサー契約のあるMAGIXをはじめ、数社が所在していることから伺うことになりました。

意義深いこの年に行くことが出来、何とも感慨深いものがあります。

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