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  • 2019年1月23日
  • 読了時間: 3分

新しくレコーディング・エンジニアとして加入した加瀬君の発案で、インディーズ部門を立ち上げることになりました。

これまで当社の場合い、完全にメジャー相手の仕事をこなしてきており、どちらかと言えばスーパーメジャーとの仕事をどうこなしていくか?というところに重きを置いてきました。孤高の姿勢を見せるという意味では非常に良かったのですが、そこからの広がりや可能性という意味では課題も同時に感じてはいました。これまで構築してきたノウハウや機材の質というものは、国内のスタジオでは現実不可能なレベルにまで達しています。それは欧米での活動ということで、十二分に実績が物語ってくれているかと思います。そこから更に考え方を進展させ、インディーズ部門で、これからを担う様々なアーティストたちに対して、当社の最高品質の音源クォリティというものを、身近な価格設定でご提供していこうと考えています。

音楽業界は今後激しいグローバルでの競争に巻き込まれていきます。それは欧米だけではなく、アジア諸国も含めて国境というものの存在を感じさせないくらいに、諸外国とのやり取りが盛んになるでしょう。そんな近い将来を見据えた時に、国内独特のサウンドというものは世界では通用しなく、音そのものがグローバル・スタンダードへの準拠へと傾くことは間違いありません。そういう意味で、当社がこれまでに国際エンドーサーを始めとする多くの経験から得られたノウハウを用い、グローバル・スタンダードのサウンドというものを若者たちへご提供していくというビジョンを明確に立て、ここから世界に通じるバンドの出現をも手助けできる体制を整えていきたいと考えています。

加えて、今後不足することが予想される若手エンジニア、プロデューサーの育成にも注力し、海外留学から海外エンジニア・プロデューサーの招聘というものも含め、積極的に人材育成にもこの部門が土台となり取り組んでいきたいと考えています。

日本の音楽産業が、中々世界と肩を並べるところまで行かないのは、ノウハウや構築された技術や感性、そして音そのものを教えられる人材というものがいないことも一因です。スタジオワークは、欧米ではきちんと体系化された学問であり、長年構築されてきたデータを基にスター教授たちが教鞭を執る非常にロジカルなものです。感や経験のみに頼るのではなく、しっかりとした裏付けのある学問として、若い人材たちを育てて行く手立ても同時に構築していきたいと考えています。

サービス開始の準備が出来次第、サイト上で発表させて頂きます。

  • 2019年1月22日
  • 読了時間: 3分

新しくエンジニア2人が入ってきました。まさか自分としては、これからの新人を育てるという人生が待っているとは思っていなく、以前にとある音楽大学の准教授にお声掛けいただいておりにも、指導には向かない性格ゆえにお断りしたこともありました。

兎に角自らが物事に対して追求していくというタイプで、何かを教えるという行為については苦手意識があったのですが、年齢もある程度進んで少しばかり余裕が出てきたところで、今の状況に進むのであれば、先行きも見えるのではないかと思い、スタジオに受け入れるという形に踏み切りました。

今回の2人は、積極的にスタジオへアクセスしてくれ、とても素直な気持ちを伝えてきてくれました。どれほどに音楽が好きで、どれほどに情熱があるかを語ってくれ、彼らの熱意というものに最後押してもらったというところもありました。彼らとのふれあいが、若かりしきころの心理状態を思い出させてくれ、自分にとっても非常に良い作用が働いているのを感じ取れ、何処か自分で精一杯だった自らというものにも恥ずかしさを感じる瞬間もありました。

僕自身が兎に角走った海外での活動、また国内でも来日してくる海外アーティストたちの仕事を追い続け、兎に角世界のレベルの音楽に触れたくて爆発せんばかりの情熱で続けてきた仕事ですが、後継者を育てて行くという意味でも、そろそろ様々な姿勢というものを伝えていく立場になったのかもしれません。

また2人とも、タイプは全く違いますが非常に優秀で、物事を俯瞰的に見る能力に長けているところがあるかと思えば、非常に繊細な部分にも目を配ることが出来、繊細な音の調べを扱う人間として、相応しい人格も持ち合わせています。今後の成長が楽しみであると共に、僕がやらなければならないこととしては更に魅力的な世界観を作り上げ、クライアントやあらゆる関係者に対して、より高いレベルでのサービスを展開できるように務めていきたいと思います。

正直なところ、国際エンドーサーの取り方というものも、アワードのとり方も、また世界のチャートにランキングする楽曲の担当の仕方も、どれもコツもなければ方法論もありません。僕自身もわかっていないことが多く、振り返ればそういう実績を得ることが出来ている自分になってしまっていました。何か一つ挙げるとするならば、誰よりもこの仕事が好きであったということかと思います。そんな純粋な思いが、後から思えば実績となり積み上げられたのかもしれません。

こんな思いも含め、これから2人に伝えていきたいと思っています。皆様からのご声援、宜しくお願い致します。

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