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  • 執筆者の写真Furuya Hirotoshi

初めましてHMP所属 第2マスタリングルームの吉井陽一です。

やる気!元気!吉井! みなさん、初めまして。 本日からこのブログに参加させていただきますアシスタントマスタリングエンジニアの吉井陽一です。 現在私は当スタジオの第2マスタリングルームでマスタリングを行っております。

本日は私の使っているSPL PQとMASELEC MEA-2について書かせていただきたいと思います。

先日第2マスタリングルームにもSPL PQが導入されました。 PQは強烈な個性を持っているEQで「すごい、使うだけで自然に音圧があがる。」というのが初めての感想でした。 誇張した表現という訳じゃなく、本当にびっくりするほど音圧があがります。 内部にElysia alpha compressorのアンプ部分がPQに入っているのではないかと思うくらい非常にパワフルで迫力のあるサウンドに仕上げます。 PQは音そのものを作っていくというのが得意分野でgainの幅は-20db~+20dbまでの範囲でboost/cutが出来ます。

一方でMEA-2は微調整を最も得意とする機材です。 MEA-2は最大8dbで0.5step gainとなっており細かい数値を操作することが前提となっており、入力された音をそのままに崩さずにイコライジングする事を目的に運用しています。非常にクリアでカラーリングを付けないのが特徴です。

全体的な音の傾向としてはMASELECの場合EQをONにした際「音が綺麗に整った」と感じるのですが、PQの場合はONにすると「音が元気になる」と言う印象を受けます。例えるならば、技のMEA-2、力のPQでしょうか。 このように音作りのPQ、調整のMEA-2でお互いを補完しあう運用方法にて第2マスタリングルームでは用いられています。 海外等ではMEA-2 VS PQという観点から語られることがあるのですが、どちらも素晴らしいEQでお互いが異なった役割を持っているためHMP第2マスタリングルームではMEA-2 and PQでお互いの得意な事を補完し合う存在となっています。

これらのEQと共に皆さんの素敵な楽曲をより魅力的なサウンドに出来る事を心よりお待ちしております。皆様からのご依頼を心よりお待ちしております。

吉井陽一

吉井陽一へのマスタリングのご依頼は、以下からお願いいたします。

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