Decca Tree

オーケストラのレコーディングに向けて、Decca Treeのテストをしています。さすがの扱いやすさで、様々に細かいところまで気の利いた作りをしています。マイクは勿論仲の良いBraunerで行こうと思っています。最新の音が録れるような仕様にしたいですね。

楽しみです。

Leapwing Audio

先月来日したロビンが運営するLeapwing Audioのプラグインを、やっとテストする時間が出来ました。もう毎日毎日業務に追われてしまい、中々こうした時間を取ることもできないくらいに多忙になってしまいました。それはそれとして、このプラグイン、最近欲しいと思っていたソリューションがすべて含まれているという感じがして、ダウンロード前から期待値の高いものとなっていました。意外とLRのバランスとCenterを調整できるプラグインはないですし、何と言っても素晴らしかったのがDyoneでした。これは大好きなプラグインで、ハードギアでガンガン音を作ったのちのソリューションとしては最高かと思います。非常に音楽的で、効き目が弱いわけではなく繊細に調整できる印象があり、ファイナルで行いたい作業がすべて集約されているという印象でした。

ロビンに対しては、『プラグインには興味ないよ』などと直接言ってしまい、なんだか悪いことをしてしまった感じもあります。プラグインの講義で来日していたことを正直なところよく知らなく、スタジオワークのセミナーで来日しているのかと思っていました。いやいや、今度会ったらきちんと謝らないと・・・

とりあえず、ロビンに関係あるなしに、本当に素晴らしいと思ったので今後はマスターのファイナル前に噛ませていきたいと思います。

Black Rooster Audio – Edelweiss72

毎日かなりの量のミキシング・マスタリングをこなしますが、その中で最近お気に入りになった一つが、エンドーサー契約をしたばかりのBlack Rooster Audioが放つEdelweiss72です。マスター用のプラグインですが、非常にクリアかつ音楽的な美しさに溢れている一作で、挿したのちに感じることとしては毎回楽音のまとまりと、ノーブルな何か・・・何でしょうか・・・何とも霧掛ったようなシルキーさを感じ取ることが出来ます。これまでは、Magixに付帯されていたリミッターがお決まりだったのですが、この部分に関しては完全に入れ替える形で使用するに至っています。EQセクションも独特で、プラグイン嫌いの僕が結構使っています。次週には新しいSPLの機材がフルで導入されますので、またどういった動向になるのか読めないところも何とも楽しみです。