top of page
  • 執筆者の写真Furuya Hirotoshi

夏の大型スタジオアップデート・・・世界で最も輝くスタジオとして

夏の大型アップデートを予定しています。毎年この時期になると、機材の更新を行ってきましたが、大型と銘打つのは今回で最終となる予定です。今回のアップデートで、機材は凡その完成型を見ることになり、間違いなく世界で最も充実したスタジオの一つになることは間違いありません。以前は自分が国内で唯一のエンドーサーであるとか、パシフィック地区を代表するといった意識が強かったのですが、もはや世界の頂点として、またSPLやelysiaの次期エースとしてどう立ち振る舞っていくのか?という視点へと完全にスイッチすることが出来ました。これは仕事内容の充実と共に、自らが楽曲を世界の舞台で如何にチャートインさせる音作りを行えるのか?というところの視点から来ており、明確に世界に10人もいないメーカー内のエンドーサーとしての役割、そしてクライアントたちの楽曲を彩り、世界の舞台で光り輝く楽曲を提供することが自分の使命であると考えるようになりました。

結局のところ、日々どういったレベルの楽曲に触れているのか?どういった舞台で勝負しているのか?そしてどんな視野でスタジオワークに向かっているのか?凡そこの3要素で、ほぼスキルは決まってきますし、また自らの才能がどのレベルで通用するのかも露呈してきます。自分の場合は兎に角世界の頂点で勝負したかったですし、実際自らのキャリアというものも世界のトップアーティストたちの間で揉まれて上り詰めてきました。そしてそれが感情論や少し何かに関わったというつまらない見栄の次元ではなく、明確に本国公式エンドーサー契約とヒットチャート、そして極限まで研ぎ澄まされたスタジオの運営という目標に向けて、着々と歩み続けてきました。その結果として、毎年少しづつ前進し続け、気が付けばエンドーサー契約とアーティストリレイションは10社にも上るようになり、ヒット曲は世界のどこかで3カ月に一回くらいは出てくるようになりました。勿論世界が相手ですからその競争は激烈で、常にプレッシャーにさらされますが、それでも尚自らの音への哲学が明確であれば必ず生き残ることはできると感じています。

以上のような内容を背景に、次期スタジオのアップデートは、SPL社のマスタリング機材を全面的に追加すると共に、とてつもない音を発するSPL社のミキサーも追加する予定です。


このNeosというSPLのミキサーに関しては、ずっと目を付けてきましたが、凡そ自分の中でこの機材をどう扱うかについて整理が付き、尚且つ強力なツールとして機能してくれることを見通せたため、今回の大型アップデートの際に追加機材としてリストアップしています。また、Brauner Microphoneとのアーティストリレイションに寄り、VM1をステレオで入れる予定もしています。まさしく各メーカーとのエンドーサー契約と共に、様々な状況が揃ったことを再認識することもできる環境を整えられました。

さらに良いサウンドを生み出すと共に、既に至上命題となっている世界最先端の哲学を更にブラッシュアップしていきたいと思っています。

閲覧数:8回0件のコメント

最新記事

すべて表示

CM曲のミキシング・マスタリングをアシスタントプロデューサーの加瀬が担当

アシスタントプロデューサーの加瀬です。 本日とあるCM案件のBGMミキシング・マスタリングを、会社スタジオにて私が担当致しました。 このような広告案件を担当するのは今回が初めてでしたが、経験を積み重ね、キャリアを構築してゆけるよう、また、新規のご発注を頂けるよう、精進してまいります。

Eccentric Richard Claydermanを制作

プロジェクトは山のように溜まっていて、次はドイツ在住のイタリア系の新人女性歌手をプロデュース中です。国内も市場が動き出して、結構な数で案件を頂いていますが、やはり世界で売れる楽曲が至上命題となるとかなりの責任が伴いますので、正直なところ心が休まる暇がありません(笑)。そんな中、世界中のバンド仲間と面白い企画を立ち上げてみました。その名も「エキセントリック・リチャード・クレイダーマン」。もう誰もが知

bottom of page