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執筆者の写真Furuya Hirotoshi

躍進する新興メーカー

皆様、こんにちは。お久しぶりです。所属エンジニアの加瀬です。僕の普段の活動として、バンド系音楽の録音に携わることが多いのですが、その際に使用している機材について今回は書きたいと思います。

レコーディングにおいて、重要とされるものはいくつかありますが、僕はその中でも音源となるソース(楽器の音・ボーカルの声など)、そしてそのソースに合わせた機材選択(マイク・マイクプリ)に重きをおいています。そんな中で、僕が愛用しているのはアメリカはシカゴに拠点を構えているBlack Lion Audio社の1073系マイクプリであるB173 500というAPI500フォーマットのものです。

このモデルについては、日本未発売でして、わざわざアメリカから取り寄せたものでもあるのですが、$399という価格設定に対してこのクオリティを出してくれるとなると、なかなかほかのメーカーも大変なのではないかとも思えてしまいますが、ぜひとも頑張ってほしいものです。しかし、安さのみを追求してしまうと、悪い部分も露呈してしまったりするので、加減が大事ですけれどね。。


僕が次に目をつけているのは、南米チリに拠点を構えるSTAM AUDIOの製品です。HMPでもSSL4000タイプのSA-4000EQを導入予定ですが、僕個人としてもぜひ導入したいなと思っています。

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