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  • 執筆者の写真Furuya Hirotoshi

日本の『音』を変えたいという思い

ここ最近、多くの文面をあちこちに書き、またセミナーなどを通して多くの方にお話をさせて頂くことも増えました。その話の内容はウェブ上や冊子に掲載され、より多くの方々の目に届くようになりました。その昔は小生意気な若造で、中々自らの立場というものがはっきりせず、悩んだこともありましたが、変化の激しい世界に生きるがゆえに、常に変化を求められ努力するうちに、現在の立ち位置というものを与えられたのかもしれません。当社の姿というものも物凄いスピードで変化を遂げ、常に時代をリードする斬新なスタイルを確立してきましたが、その根底となる1つの大きな思想があります。それは、 『日本で流れる音楽の音を変えたい』 というものです。どうしても日本の音楽業界というものは、欧米の列強国の影に隠れ、世界の舞台ではまだまだ追い付くことが出来ていません。それと共に、音の分野においての遅れは周回遅れという程度に収まっておらず、考え方のベクトルそのものが別の方向を向いていしまっている故、作り込みにおいては、国際舞台で相当に厳しい状況にあります。 この状況を打破したく、私達自身が欧米での活動を中心とし、実際に”どんな音が世界の舞台では、善しとされるのか?”というものを経験し、その厚みある音楽体験から現在のスタイル確立してきました。 ピアノも同じく、音の分野がにおいての日本人の苦手意識というものが露骨に出ているところがあり、これを打破すべく世界との協力関係というものを強力に推し進め、まだまだ国内に入ってこない詳細なディテイルと、欧米で聴くことの出来る実際的な音をご紹介できるところまで漕ぎ着けることができました。 随分と当社の仕事内容も増え、”アーティストピアノサービス”という名称に対して、不思議に思われる方々も多いようです。 『なぜ社名にピアノが付く?』 などのご質問も頂戴しますが、それは当社がピアノに起源があるからです。 今後も楽曲制作やスタジオワーク、並びにスタインウェイピアノやグランドピアノ中古の製品などを通して、日本の音作りに貢献していきたいと思います。

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