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  • 執筆者の写真Furuya Hirotoshi

コンプリート・グランドピアノについての記事

コンプリート・グランドピアノ中古

コンプリート・グランドピアノについての記事を加筆しました。 コンプリート・グランドピアノ

このピアノについては、追加の内容を常に更新する必要があり、昨年書いたものは既に今年の状態では古いものとなっていました。納品させて頂く度に新たな発見があり、その発見をすぐにフィードバックし、また納品から10年以上経過しているピアノには、調律・メンテナンスに伺う度に、ピアノやパーツが新しい状態では決して手に入ることのないサウンドメイクが可能であることを再確認し、その感動を持ち帰っては周囲に話していた内容を纏めてみました。 当社のようにソフトコンテンツ事業を持ち合わせる会社にとっては、ピアノというハードを扱っていても、それだけでは決して成長はないこと、また次の視野も手に入ることが非常に困難であることを認識しています。ピアノという大きな箱物という概念から脱却し、常に考えや視点を前進させる仕組みが必要です。 私たちにとっては、音楽制作というピアノが最も過酷を極める場での業務があり、そして本場ヨーロッパに音源を納品しなければならない日々を送っています。当たり前のことですが、必然的に美的感覚はヨーロッパの水準でなくては、納品まで漕ぎ着けることができませんし、そもそも世界の舞台で活躍することを企業コンセプトとしている以上、私たちの目指すものと必要とされるものが同じベクトル上にある状況です。 このヨーロッパで求めれる音質を、真剣勝負の場で求められることは、ピアノの音に対して新たな価値を生み出す絶好の機会となっており、実践の場で開発を行い続けることは日々新たな発見で満ちています。 自社内で音楽制作を行う会社、しかもそれが欧米のクライアントへの納品というこの最高峰のフィードバックを行えるシステムと、ピアノにおける業務をリンクさせる企業は国内では勿論当社だけですし、世界的に見てもほぼ皆無という状況でしょう。これまで大切に育まれてきた”音の価値”を、文面に上手く纏めることができたと思います。 ご一読頂ければ幸いです。

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