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  • 執筆者の写真Furuya Hirotoshi

コラム:『最高のグランドピアノの音色を考える』追加

グランドピアノ中古

コラム:『最高のグランドピアノの音色を考える』を追加しました。 『最高のグランドピアノの音色を考える』

今回は題名の通り、最高のピアノの音色を求めて様々な角度から述べてみました。 ピアノの良し悪しについては、既にありとあらゆるところで述べられてきており、ウンチクについても出し尽くされている感があります。素材やその考え方などは、このサイト内でも既に書かれていましたから、それを追加で書いても重複してしまうだけですので、もう少し角度を変えて、実際的にどういう手法を用いれば、最高のピアノというのは手に入るのか?という観点で述べてみました。 結論から言えば、これまでに僕が述べてきた『才能重視』のピアノテクニシャンを育てるべきという視点と、また市場自体にも才能を受け入れる体制が必要ではないかという解釈も加えてみました。このページをお読み頂いている皆さんからすれば、僕の活動がグローバルに展開されていることはよくご存知だと思います。これは既にありとあらゆる商取引が、国を跨ぐことが大前提となっている現代を象徴する1つの方法だと思いますが、ことピアノ産業については大型の楽器ということもありドメスティックなまま、市場へメスが入ることはありません。 しかし、このグローバルの波というものは、決して止めることは出来ず、今後は欧米の調律師達が日本へ入り込んでくる可能性もありますし、日本の調律師が欧米へ乗り込む必要もあるでしょう。実際のところ、日本人の調律師が欧米で通用するということは間違いなく、殆どありえないでしょう。メーカーが力でねじ込んだり、コネクションで何かしらの仕事をすることがあったとしても、それは裏工作でマーケティング的な意味合いから作り上げられた商品でしかありません。 真っ向勝負をして、才能と実力だけでのし上がり、ヨーロッパやアメリカで活躍できる人というものは、日本では殆無名であったりします。しかし、確実にそういった才能で活躍をする日本人はいるわけで、何故に国内での知名度が低いのかを考え直す必要もあります。 必要とされる能力、必要な才能に国境などというものを意識するほうがナンセンスな時代、必要とされれば何処へでも行き、思い切りその持てる能力を開花させるチャンスが開かれている時代です。狭い目線は捨て、より良い物を作り上げる環境を整えようという啓蒙的な文面にもなったかと思います。

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