top of page
  • 執筆者の写真Furuya Hirotoshi

NAMM SHOW

今週は、レコーディング・ミキシング・マスタリングなどの新製品がLAのNAMM SHOWで発表されます。既にエンドース先からは、新製品の話を聞いており実機のデモもさせて貰っています。特にマスタリングは次の世代に突入することを予測できる動きがあり、音そのものは新世代へと移り変わります。その動きを主導するのは、やはりドイツを中心とするヨーロッパ勢で、ハイレゾに対応する事は勿論、それ以上に各機材の考え方が異次元の場所にあります。 1つヒントとなるのは、近年のコンプレッサーは立ち位置が全く変わり、所謂音圧を上げていくための道具ではなくなったということです。その最たる姿が、SPLのIRONだと思うのですが、真空管を用いながらも40kHz周辺まで対応するとともに、更には「音の景色を変える」機能が組み込まれています。これは、SPLのプロダクトマネージャーであるSaschaから聞いた話で、彼は明確に「景色を変える機材がコンセプト」と話していました。 残念ながら日本では彼らが何を持ってして開発を行っているのか?若しくは、どいう使い方がフォーマルとされるのか?などの考え方が全く浸透していません。恐らくは、彼らに実際会い、音を目の前にして話を進めないと教えてもらえないことかもしれませんし、聞く側にもそれなりの能力と理解力がないとメーカー側も話をしてくれないのかもしれません。この辺りの考え方・方向性については、自分が広めていく必要があるのかもしれないと思っています。 兎に角、今週のNAMM SHOWは、真新しい機材が多数発表されるはずです。 楽しみです。

閲覧数:0回0件のコメント

最新記事

すべて表示

CM曲のミキシング・マスタリングをアシスタントプロデューサーの加瀬が担当

アシスタントプロデューサーの加瀬です。 本日とあるCM案件のBGMミキシング・マスタリングを、会社スタジオにて私が担当致しました。 このような広告案件を担当するのは今回が初めてでしたが、経験を積み重ね、キャリアを構築してゆけるよう、また、新規のご発注を頂けるよう、精進してまいります。

IGS Audio社製品の参考展示が始まりました

IGS Audio社製品の輸入業務を担当しております、加瀬です。 本日2020年7月10日より7月16日までの1週間、神田小川町に所在しております宮地楽器RPM様にて参考展示が始まりましたので、そのご案内を致します。 1)展示機材 ・TUBECORE 500 (Vari-Mu Type Vacuum Tube Mono Compressor) ・ONE LA 500 (Opto Type Va

bottom of page