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Kii Control

  • 執筆者の写真: Furuya Hirotoshi
    Furuya Hirotoshi
  • 2018年12月12日
  • 読了時間: 2分

Kii Threeを使い始めてから1週間が過ぎようとしています。

聴けば聴くほどに、このスピーカーの素晴らしさを知るとともに、正に世界最先端といえるソリューションを備えた機材であることを思い知ります。Kii Threeに付帯するこのコントローラー自体は、単なるボリュームやソースをチョイスできるだけでなく、DDコンバーターとして機能することで、直接スピーカーにデジタル音源を送信できます。USB、ADAT、SPDIF、AESの入力を受け付け、あらゆる機材から柔軟にデジタルソースを受け取ることができます。

が、しかしです。面白いのが、今のところの感触としては、アナログソースで聴いたほうが深みもありますし、何と言っても10Mhzのワードクロックで整理された音源をSSLやNEVEのコンソール経由で聴いたほうが音楽的と言えるのかもしれません。あくまでも、今のところの所感ですが192kHz以下の音源は、極力アナログ経由で聴くようにしています。しかし、これがDSDやDXD、384kHzの音源となるとUSBしか選択肢がほぼなくなり、MADIが唯一384kHzまで対応可能なデジタル信号ですが、そのAD/DAコンバーターがないことから、デジタルで聞く以外に選択肢がありません。非常に贅沢な悩みですし、そもそも192kHz以上のハイサンプリングレートが用いられることは滅多にないので、業務上で使用する折にはKii Controlの機能をフルで使い切るということは余りありません。どちらかと言うと、スタジオで趣味の範囲で音楽を聴くようなときには、DSDも用いるという感じかと思います。

しかし来年度中には、Kii Controlが存分に使い切れるほどのAD/DAコンバーターを入れたいと画策中です。

新しい考え方の機材が投入されると、その次の可能性を模索する良い機会にも恵まれます。

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