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  • 執筆者の写真Furuya Hirotoshi

Bettermaker Mastering EQ

Bettermaker Mastering EQ

Bettermaker Mastering EQが導入されました。 まだ少しのトラックのみこなしている状況ですので、使い込んだ故の景色というものは見えてはいませんが、正に理想と思えていた音作りを可能とするシステムです。ヨーロッパの最先端が何を考えているのかを明確に示す機材であり、これを日本で使いこなせるエンジニアというのは、これまで日本で行われてきているスタンダードなマスタリング考えると、まずいないのではないかと思えてしまいます。 これまでにも様々な場で、国内の音作りは諸外国と比べると別物であることを主張してきましたが、こうした機材の進化によって顕著にその盲点というものを示すものになるかと思います。確かにエンドーサーというものは大きなアドバンテージがあります。しかし、そのアドバンテージを得るまでには、陽の当たらないところでの努力や、世界を見続け、頂点を目指し続けたが故の結果であり、そしてその視線が世界へと羽ばたかせたが故に、日本のサウンドというものの欠点を強く感じさせたところもあります。 そしてこのBettermakerは、これまでとは全く異なる世界観へと連れて行ってくれると共に、SPL PQなどと共に纏め上げると、素晴らしい未知の領域とも言うべきサウンドを創り上げてくれます。こうした機材メーカー発で考案される音のトレンドというものを理解するには、先ずは世界の仕事との接点を多く持つこと、そしてその中でトップを目指し、クライアントから維持され続けることで生まれる信頼関係を築きながらも、多くのクレームに立ち向かうことで大きく成長していきます。そのクライアントがツワモノであればあるほどに、自らの能力は引き上げられることと思います。 そんなことを再確認させてくれた、素晴らしいマスタリングEQでした。

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