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執筆者の写真Furuya Hirotoshi

SPL Crescendo・・・120v マイクプリアンプ

レコーディング マイクプリアンプ

エンドース先のドイツSPL社より、マイクプリアンプ Crescendoが到着しました。 昨日は軽井沢まで音響機器のコンサルティングで出張ゆえ、夜10時に戻ってきましたので、そこから到着機材の組付け、サウンドチェックとなりました。 昨日のテストではスタインウェイB型を用いて、Earthworks PM40とBrauner Phantheraのセットでレコーディングを行ってみました。元々マイク自体が集音力の高いものばかりを集めているので、それ相応の音は鳴りますが、それ以上にこのマイクプリアンプが余りに音像を大きく捕らえることと、150dBのヘッドルームが織り成すパワーというものがあり、これまでのマイク位置やプリアンプの設定では対応しきれないものがあります。 昨日のレコーディングでは、これまでマイク4本で対応して行き着いた音が、2本で十分という結果であり、むしろ4本では音像が大きすぎてむしろ邪魔になるほどの解像度を誇っています。昨日の記事で書いたデジタルマイクは、丁度このような印象を持っていましたが、今回のマイクプリアンプとマイクのセットであれば、デジタル化をしなくても十分に欲しい音は、この機材で得られることを確信できました。 11月頭には、ホールレコーディングが予定されていますので、その折には活躍してくれること間違いありません。今から楽しみです。

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