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執筆者の写真Furuya Hirotoshi

SPL社のFacebookページ・Instagramに登場

マスタリングスタジオ

SPL社のFacebookページ・Istagramに当スタジオが掲載されました。elysiaやBettermakerをはじめ、エンドーサー契約を持つメーカーのFacebookページやその他のSNSで紹介されることは当然のことなのですが、今回は世界のトップスタジオを集めての一角に食い込めたことが、本当に嬉しく思えました。本格的に世界への進出を考えるようになってから、一定期間が経過しますが、当初はその厚い壁というものに翻弄されたものです。実際に機材一つとっても、余りに国内との間に開きがありすぎてしまい、そのうえ作られる音、そして各人のプロフィールの分厚さというものを目の当たりにし、何度も心が挫けそうになったものです。

それが好きで好きでここまでやってきて、気が付けば世界のトップのスタジオの一角としてメーカーから紹介されるまでになりました。例えば左上のマスタリングスタジオは、Danというベルギー人のスタジオです。当初彼と知り合った折には、気高いヨーロッパ人らしく、ろくにメールも返ってこないような間柄でしたが、今となってはエンドーサー同士お互いを認め合い、互いに向上していこうという心意気になってくれているようです。彼のスタジオには、近々遊びに行く話し合いになっています。

世界のトップの仲間入りをすると、入ってくる情報の質も変わってきます。彼らが信用し友人と呼んでくれるようになるには、一定のスキルが求められます。何となく話したり、通りすがりの間柄の関係を西洋人は友人とは呼びません。お互いに明確なメリットが有り、双方を研ぎ合う間柄で初めて友人として認めてくれます。そのハードルは結構高く、日頃の活動においての意気込みや価値、そして向上心がない限りは世界のトップの一因としては認めてもらえないと感じることは多々あります。そんな中にありながら、僕が活動拠点としている西ヨーロッパ全般のメーカーやプロデューサー・エンジニアたちは、明確に友人と呼んでくれるようになり、スタジオにも積極的に受け入れてくれる体制を整えてくれています。

ここまで来ると海外での活動において、今後の見通しというものが付くようになったのですが、問題は国内です。これだけ海外での活動を明確化してきていますが、未だに今ひとつ上手に国内に対して世界の状態を伝えるに至っていません。今後の課題は正に国内に集約されるのではないかと思っています。若い人材の教育も含め、これから世界に出ていける才能ある人を育て上げたいと思っています。ただ、世界での競争というものは相当にタフ故に、どれほどの人が突き抜けてくるのかも課題になるかと思います。

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