ポート契約を行ったドイツのSessiondeskより、次期導入のデスクについてスケッチが到着しました。デザイン担当であるラルスが、特別に考えてくれたワンオフ物であり、レコーディング・ミキシング・マスタリングスタジオ機能を、一箇所に纏めようという海外趣向のスタジオプランニングであるために、かなり苦戦しここまでたどり着きました。しかも現在構想中のルームに、5.1chのサラウンドシステムを組もうと考えているのですから、それはもうかなりのアイディアと発想の転換がなければ入り切らない機材量になります。 ただ、海外の友人たちを含め、欧米ではこのスタイルがかなり横行していて、オールインワンでのパッケージスタイルで機材を組み上げることで、可能性を最大化する考え方になるかと思います。これで約1年半課題だと思い続けていたスタジオ機能に、新たな進展を見ることが出来るわけで、機材においても着々とエンドース元と話し合いが進んでいます。既に新たな導入機材の選定はほぼ終わっており、世界最先端の機材メーカーと共に、プロトタイプを含む更に先端技術の実験的な目論見が行なわれるため、正に世界をリードするスタジオ作りが可能になるプロジェクトへと昇華させることが出来ました。 『日本に存在している音を、世界レベルまで引き上げたい。また、自らが世界をリードする中堅としての地位を得たい。』 という志は、着々とステップを踏み短期間でここまで育て上げることが出来ました。 このステップを踏んでくることで、想像もしなかった世界に踏み込むことが出来、更には今のステップの次のステージには、また見たことのない景色が待っているのだと思います。こうやって成長を遂げてきましたが、天井を感じることのない欧米とパートナーを組むことで、より一層の進化を遂げられることと思います。
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