テレビプロモーションを経て、更にはウェブで宣伝されてきたドイツのヒップホップグループ、 Die Denkazの新曲がリリースされました。リリースされてたった4時間で、7万回の再生回数を誇っており、世界のメジャーというのは改めて物凄いと思わされます。今回僕は、この楽曲の最終工程であるマスタリングで参加しています。アーティストたちは勿論、レコード会社側もOKを出してのリリースですので、僕がリリース後に心配することでもないのですが、相当に低音を強く音を作っており、先程改めて聴いてみたところ、ビックリのサウンドでした。ビートの足を引っ張るギリギリのところまで低音を引き上げており、まあ、日本だったらあり得ない音でしょうね(笑)。制作から数ヶ月が経過していたので、作った音を忘れていました。 しかも作風として物凄くヨーロッパを思わせるこの作品の最終工程を、日本人である僕が行っているというのは、なんとも面白い構図です。 でも1つお伝えしたいこととしては、国籍や国境など忘れたほうが良い時代が訪れています。必要なものはスキル(能力)ですから、自らの才能と実績を信じて音楽の本場ヨーロッパで勝負することも可能なわけです。アメリカよりも閉鎖的で、よりアーティスティックで本格志向の地で、こうした実績を作っていけるのは、本当に嬉しい限りです。しかもこれは第一弾。 夏に向けてアルバムの制作に入ります。
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