昨日は、日本音響家協会・東日本支部のミーティングでした。 初めて参加したミーティングでしたが、様々な議論が交わされていました。そして、次の技術セミナーを考えるということで、僕が提案した議案が通ることとなり、10月に再度講師を受け持つ事になりました。これで、今年は幕張メッセ、能楽堂と合わせて3つ目のセミナーを受け持たせて頂くこととなりました。 今回は、ハードギアとプラグインの違いに焦点を当てますが、僕が何時も実務で感じている課題や展望、そして経験からお話させて頂こうと思います。昨今はM/Sモードについての需要も多い中、実際のところM/Sを本格的に扱いこなせている音源というものは多くありません。それがハードギア経由であっても、プラグイン経由で音へアクセスしたとしても、どういう形であれステレオイメージというものを、上手く操れている音源というもの聴くことは稀です。 また、一つ提案として、実際にスタインウェイの音というものを検証して行くというものもありました。このページでも何時も述べている通り、自分がいつも聴く欧米のスタインウェイは、日本では全く異なる音がしています。それを音楽を扱う専門家の目線で(ピアノ技術という目線からではなく)、何故起こるのかを検証しようというものです。 今後もどんな展開になるのか、とても楽しみにしています。
Furuya Hirotoshi
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