• Furuya Hirotoshi

明日からのオペラ曲レコーディングに向けて

明日からのレコーディングに向けて、機材のルーティングを全て見直しています。この作業大好きなのですが、日々やることが多いと様々にとアイティアはあっても、リストラクチャーというものは中々はかどりません。1ヶ月ほどアイディアを溜め込んで、海外のサイトにも投稿しながら反応を見て、今日一気にやりきりました。 最近ニーズの多いステムマスタリングの考え方も大いに取り入れ、マスタリング前に挿すことになる Bus compressor は廃止。Bus EQも使うかと予想されたのですが、結局の所仕事中に使うことは一度もなかったので、それも考えから排除。ということで、ブランクとなった Bus slotです。

EQを中心にしたマスタリング用API500セクションです。日本に入ってきていない機材としては、IGS Auidoの Rubber Band と Roger Shult ですね。EQ・サチュレーター・M/Sイメージャーがインストールされているelysiaも、日本では余りメジャーではありません。この辺りの機材は、本来ヨーロッパにいけばSSLやNeveよりもメジャーな扱いなのですが、音の価値観が異なるように、機材の扱われ方も国内外で異なるようです。特に面白いのは、Roger Shultかと思うのですが、Roger博士が自らのEQをフィルターと呼ぶように、数バンドを一気に調整できるのではなく、1バンドのみを強調するか、若しくは低域や高域にフィルターをかけるなどの加工が可能です。外見はかなり近代的な雰囲気を持っていますが、音はヴィンテージスタイルとでも言えばいいでしょうか。幾つも所有するEQの中で、オールマイティに振る舞うのではなく、こうした何かに特化した能力を持つ機材というものも、非常に魅力的です。

そしてこれは、真空管のインストールされているマイクプリアンプです。明日のレコーディングで使用するために、セットアップしました。ルーティングを全て見直し、SSL・Neve双方にリベラルな形でどちらの機材でもRecが可能な状況に配線することが出来ました。 本来早いうちに現在の状況に持ち込みたかったのですが、機材に対しての総合的な理解と、それに伴うシグナルパスを全て理解する必要性が合ったので、ここまでの時間を要することとなりました。 第何期目の完成か分かりませんが、現段階では一応の完成型というものを見れたのではないかと思います。常に改善し、自分の新たな領域に仕事が突入したときには、更に新たなシグナルフローを組む必要があるのかと思います。

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