今日のブッキングの折、参考資料として提出した東京ドームホールでの写真です。ツアーにピアノ全般を担当するスタッフとして付いて行った折の写真で、音響関係から調律までかなり幅広く関わらせてもらいました。この折の経験が基となり、現在のレコーディングから調律までを請け負うスタイルが確立されたのだと思います。 ピアノの音についても、本格的に疑問に思いだしたのもこの頃で、日本から少し海外を見る程度のことでは、全く真髄には触れていないことも感じ始めていました。そして紆余曲折経て、欧米からミキシングやマスタリングを受注するところまで来たのですが、まあ、長い期間を掛けて育て上げてきたスタイルでもあります。そもそも、オンラインでスタジオワークをやり取りするなど、余り考えられない手法のはずだったのですが、結局世界の舞台に出ればむしろそれが最も進んだ手法でした。 ピアノの事業から始まり、そして現在では世界からの受注を行うスタジオまでに成長を遂げることが出来ています。国内のピアノのみの狭い世界観では、決して手に入らなかった視野は、こうして地道に培われたものでした。
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