何故ここまで?と思えるほどに、ヨーロッパから先進性を備えた機材というものが出てきます。今日の夜に活躍したのは、ポーランドのBettermakerというメーカーで、日本には代理店がまだないはずです。既に本国からの公式エンドーサーとして指名されているので、彼らが何を考え何を見通しているのかはある程度分かるのですが、しかし使える機能を本当によくぞここまでというくらいに、詰めて作ってきます。今日活躍した機能の1つに、オーバートーンコントロール、つまりは倍音成分を調整できる機能が付いているのですが、存在は知っていても今一つ実践では使用したことはありませんでした。 今日は様々な要求が楽曲に出てきており、EQの使いまわしももう限界・・・という状況になったおりにこのオーバートーンコントロールを思い出し使ってみると、EQとはまた全く異なるアプローチで驚きの効果を発揮してくれました。言葉で音を説明するのはナンセンスなのですが、兎に角それぞれの機材が各メーカー独自に強力な哲学を持ってして市場参入しているので、使いこなす此方側にも相当なスキルを求められます。しかもそれを実際に使用する折に、素晴らしい成果を挙げてきますので、如何に組み合わせるかを考える時に、相当に精錬されたセンスを求められると感じます。 強力な哲学に触れるというのは、大変勉強になります。
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