今日はギリシャから、ピアノのワントラックレコーディングの依頼です。簡単に言えば、ProToolsでセッションファイルを送ってきて貰い、そこにうちのスタジオのピアニストがオーバーダビングするという案件です。こういう仕事していても思うことなのですが、既に世界中のアーティストとはオンラインでリアルタイムに繋がれていて、物凄く気軽に国際的な楽曲制作というものが可能になったと感じます。
以前経験したことがあるのは、イギリスのプロデューサーとLAのギタリスト、それに僕でプロジェクトをこなしたこともありました。最近のProToolsにもオンライン機能でプロジェクトを共有する仕組みはできていますし、Avidの用意するサーバーでなくてもお互い本当に簡単な形で共有化を可能とするインフラが本当に整っています。
因みに今日のマイクはEarthworks PM40とSony C100です。BraunerやSennheiserも考えたのですが、SPL社のCrescendoでレコーディングすると音像が大きく、存在感があり過ぎてスタジオでは扱いきれなくなるので、味の薄いSonyで纏めてみました。BraunerとCrescendoのコンビだと、スタジオではマイク2本で十分という感じもありますし、Sennheiserもそういう感があります。
こういう仕事の方法もあるということで、国内でもオンラインのやり取りが活発になるといいな・・・と思っています。近々新しいページを作り、ワントラックレコーディングの仕組みを作って行きたいとも考えています。
Comments