機材というものは、使いこなせるようになるには時間がかかるものです。 しかもメーカー側の意図が、少し難解な位置で音を理解している場合、中々その考え方というものを解釈することは簡単ではありません。導入して、既に2年以上経過した機材が、今更ながらにベストソリューションとして再度僕の機材郡に付け足されています。決して省くことができないと思えるほどに完成度が高く、分かっていたつもりで使っていただけで、使用頻度はそこまで高くはありませんでした。 その機材というのは、elysiaのNveropeとKaractorなのですが、考え方としてはNveropeはドラムのスネアやキックなどのトランジェント系のサウンドを明確に表現したり、更には響きを与えたりすることも可能です。この手のサチュレーターはSPLもリリースしており、最新の考え方をしてくるメーカーはその重要性をよく分かっているようです。またKaractorは、シンセサイザーやエレキギターんサウンドにドライブ感を与えるというコンセプトで作られていますが、僕の場合はM/Sモードでステレオイメージと質感に変化を与えるために用いています。最近特に用いるようになりましたが、これは正にマジックとも言えるような機材ですね。マスタリングには、これまでこういう考え方は存在していませんから、正に新時代のマスタリングとして、今後は音楽をここまで構成するように触る時代が来たとも言えるかと思います。 こうやって、新時代の幕開けが行われるんですね。。。素晴らしい。
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