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  • 執筆者の写真Furuya Hirotoshi

ホールレコーディングで、HUM Auidoのステレオマイクを使用

ホールレコーディングで、HUM Audioのリボンマイクを使用

本格的なホールレコーディングで、HUM Audioのマイクを使用してきました。今回のレコーディングで、更に学ぶものがたくさんありました。Hi-Fiもハイレゾも大好きですが、行き過ぎた高音質というものを追求すると、音楽性というものを失わせることも実感できたレコーディングとなりました。

これまでレコーディングといえばSennheiser、Brauner、Earthworks、Neumann、Sonyと、Neumannを除いては、凡そ近代的なハイレゾ音源を構成するに似合うマイクばかりを用いてきました。しかし、高音質というものを目指せば目指すほどに、足りない「何か」というの実感もしていました。それは楽器自体の肉質・実態ともいえる部分で、今回はSonyを外してHUM Audioのリボンマイクを用いました。このマイク単体で勝負するというよりも、周囲に超高音質といえる機材をちりばめることで、高性能なリボンマイクはなんとも濃厚なサウンドを構成してくれました。これは本能に意外な発見でしたし、今後非常に強い味方になってくれること間違いなしと言えるでしょう。

ホールレコーディング・リボンマイク

実態感のある楽器のレコーディングという意味で、今回の収穫は大きなものがありました。ハイレゾ・Hi-Fiに傾く傾向にあるレコーディング業界ですし、そもそも僕自身がこの考え方の強い人間でもあるのですが、やはり時代の最先端というものにも必ず課題・改善点というものがあることを改めて認識させてくれました。さらに使いこなしていき、オーケストラのレコーディングや、大掛かりなものにも用いていきたいと考えています。

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