現在建設中のプライベートホールにおける音響機材のコンサルティングで、軽井沢まで行ってきました。物凄く美しい景観で、スタインウェイのピアノを中心とした設備も充実の内容となります。特に今回は、オーナー様がオーディオに凝ってらっしゃるとのことで、エンドーサーとして活動するSPLなどの機材を中心に、日本にはないテクノロジーを多数導入して頂く話し合いになりました。 これは極論なのですが、良い音を追い続ければ追い続けるほど、日本の文化や考え方、音の捉え方から離れなくてはいけないという状況を経験します。実際にうちのスタジオに入っている日本製は、TASCAMとSONY、それにMOGAMIのケーブです。所謂主流になり音を作るというよりは、縁の下の力持ちとしての立ち位置が強い様相を呈しています。 残念ながら今の日本におけるオーディオ機器、音楽の考え方というのは世界で通用することがより難しくなっていることを再度伺わせます。今回のコンサルティングを通して、更に多くのことを感じるようになりました。
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