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執筆者の写真Furuya Hirotoshi

ドイツからのマスタリング・オーダー



マスタリングEQ

昨日の夜は、ヨーロッパから発注が有りマスタリングでした。日中元NHKのレコーディングエンジニアであった、下山さんがスタジオに遊びにいらしてくれ、彼からレコーディングにおけるノウハウを多々お聞きすることが出来、マイク選定なども進んだな・・・・と思っていたら、ドイツから「2月18日までに、マスタリングをしてくれないか?」との連絡。僕としては時間も空いていたし、大好きな仕事なので2つ返事で「今から対応できるよ。だから、数時間後にはファイルを返送できる」と解答。 早速音源が送られてきて、マスタリング。クラシックのイメージが強い当社ですが、以外にも意外、ヒップホップやロック系の音楽も沢山担当します。そして昨日は、ドイツのヒップホップ。流石にミックスも上手く、最先端のテクノ系音楽の発信地と言っても過言ではない、ヨーロッパの中心ドイツのサウンドを日本後でマスタリング出来るというのは、非常に光栄です。 1時間少し時間を掛けて仕上げ、ファイルを送信。クライアントは舞い上がってしまっていて、「仕事からすぐ帰るので、チェックしたら感想を送る」とのこと。 そしてマスタリング後の音源は、一発OKを取れて昨夜の仕事は終了でした。 ドイツはミュンヘンからの発注とのことで、次回はアルバムをレーベルから依頼するとのことで、うちの仕事は本当にインターナショナルになりました。年末からのオーダーは、世界からが殆どで全体の70%を占めています。しかもヨーロッパであれば、アメリカが外注するスタジオが多数あり、クラシック音楽の3大B、バッハ、ベートーベン、ブラームスを育んだ国は、勿論音作りという意味では世界のリーディング・カントリーです。アメリカは、圧倒的な規模でのディストリビュート、プロバイド力が物凄いので、エンターテイメントの中心というイメージが有りますが、その殆どを支えているのはヨーロッパです。 そんな環境からの受注というのは、正に力勝負をした折に勝てる環境を作れたことは、私たちにとって何よりもの喜びです。

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