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  • 執筆者の写真Furuya Hirotoshi

スタジオワークのエリートとして

マスタリング機材 SPL PQ、Bettermaker Limiter & Mastering EQ

今日で仕事納めという方々も多いかと思いますが、僕たちの仕事は年末年始大忙しということで、特に休みというものを設けていません。今日も一日マスタリングの業務を行い、スタジオ自体は年末という雰囲気は特にありません。それでも取引先からの連絡や、全体的な社会の動きを見ていると、やはり年末というものを感じる1日でした。

そんなことを思いながらこの1年間を振り返ると、アワード受賞や海外のワールドカップ公式曲を担当したりと、実績を残すことが出来た以上に、アシスタントが2人プロデューサー・エンジニアとして入ってきたことは大きな出来事の一つでした。

当社に狭き門を通り入ってくるアシスタントというのは、ほぼ100%高い志と高い能力を既に身につけて入ってきます。わかり易い例としては、大学生のインターンとして在学中に入ってきたアシスタントは、学生でありながら既にフリーのエンジニアとしてプロの仕事をこなせるスキルを持ち合わせています。そして英語も堪能であり、海外取引もこなせる仕事の質を持ち合わせています。もう1人は、マスタリングスタジオも真っ青なくらいに高級アウトボードを持ち合わせ、既に欧州における音源の質というものについて深い造詣を持ち合わせています。

常にヒット曲や最大公約数を求められるこの仕事は、数字との戦いでもあると共に、投資とリターンを常に念頭に置きながら仕事をこなす必要もあります。そういう意味では、音楽という商材を扱う投資会社としての考え方も求められ、日々執り行われる教育の中からも真にグローバルな人材を育成していくことにも注力しています。

そんなエリート中のエリートとして育て上げられる彼らには、一刻も早く日本を代表するエンジニア・プロデューサーへと育って欲しいと思っています。

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